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  ■余った種子の上手な貯蔵法■


 小さな自家菜園では、購入した種子をシーズン中に全部使い切れず余ってしまうことがよくあります。それらの中には、通信販売で求めた新品種や、やっと入手した地方野菜や珍しい種類など、来年も利用したいものなどもあるでしょう。
  種子の寿命は種類によって異なり、タマネギのように1年たつとほとんど発芽しなくなるものから、ナスのように3〜4年たっても発芽するものなど長短がありますが、いずれも放っておくと発芽率がどんどん悪くなってしまいます。
  しかし、それらも好適な条件で貯蔵することによって発芽力を維持することができ、来年あるいは再来年までも使うことが可能になるのです。
  種子の発芽力が落ちるのは、呼吸によって貯蔵養分が消耗したり、病原菌が増殖したりするためです。それを防ぐには乾燥条件(湿度30%以下程度)にすることが大切です。次に重要なのは低温に保つことです。

  誰にでもできる手軽な貯蔵方法は、お茶やのりの筒状の空き缶を利用することです。あらかじめ袋ごと日光に当て、よく乾かした種子を、お菓子などの乾燥剤か、生石灰(固形)と一緒に缶の中に入れ、粘着テープで外気が入らないよう密封します。乾燥剤の量は少なくても種子と同量以上、または多めに入れた方が確実です。缶は冷暗所に保管してください。
  このように貯蔵した種子は、使用する直前に缶から取り出すことが大切です。取り出して放置すると発芽力が低下してしまうからです。ほかの種子が残っていればすぐに再密封しておきましょう。

 
■バックナンバー■
  【2008年】    
  [1月] 春一番の種まきはトンネル栽培で   [7月] 夏野菜の生育を守るべた掛け資材
  [2月] 春先のイチゴの管理   [8月] 秋冬取り玉レタスの苗作り
  [3月] ジャガイモの植えつけは適期に、良い種芋で   [9月] タマネギの種まきと苗作り
  [4月] 暑さに強い青菜・クウシンサイ   [10月] ソラマメとエンドウの種まき
  [5月] 低い支柱で省力、キュウリの誘引   [11月] サトイモの収穫と上手な貯蔵法
  [6月] 取れたての味が格別 インゲンマメ   [12月] アスパラガスの冬の手入れ
  【2007年】    
  [1月] 厳寒期から作付けまでの土づくり   [7月] 新鮮な味が長く楽しめるブロッコリー
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  [3月] 茎が長く伸びる新顔のシュンギク   [9月] フキの植えつけと上手な管理
  [4月] 夏に涼味を ショウガづくり   [10月] 冬の青菜の主役・小松菜
  [5月] 実入りの良いトウモロコシ作り   [11月] 根深ネギの土寄せ軟白のポイント
  [6月] 色つやの良いナスを取り続ける   [12月] 余った種子の上手な貯蔵法
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  [2月] 春どりコカブのトンネル栽培   [8月] 結球ハクサイ作りのポイント
  [3月] 超小型で育てやすいハクサイ登場   [9月] タマネギの苗作り、種まきのコツ
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