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  ■厳寒期から作付けまでの土づくり■


 家庭菜園も厳寒期には作物が少なくなります。この時期を利用して、次の作付けに向けた「土づくり」をすることが大切です。
 まずは厳寒期前に荒起しを行います。畝(うね)の底の土を表面に出して太陽や風雨にさらし、土壌の酸化を促(うなが)します。さらに、作付けの1カ月前までに堆肥(たいひ)などの腐植資材と、苦土セルカなどを1e当たり10〜20`施し、石灰分や微量要素(苦土、マンガン、ホウ素、亜鉛、鉄分など)を補給します。

 荒起しは深いことが望ましいですが、25〜30a程度行うのが普通です。荒起こしが深くなればその分、堆肥の施用量も増やすことが必要です。

深く耕すことで、堆肥などの有機物がよく混ざりあいます。 また、酸度矯正(きようせい)をしたり、微量要素を補給することにより、病害虫や連作障害を少なくする効果があります。
 堆肥は1e当たり200〜300`施すことで腐植が増加します。その結果、「単粒構造」の締(し)まった土が、植物の生育に適した「団粒構造」に変化します。団粒構造の隙間に空気が、土の粒子の隙間に水分が、土の粒子をつなぐ腐植資材に養分がそれぞれ蓄えられ、肥沃(ひよく)で空気や水分を適度に含む、作物の生育に適した土壌条件を造りだします。

 また、苦土セルカなどは雨で流失した石灰分を補給し、酸性化した土壌を中和します。更に、作物が吸収して減少した微量要素を補給することで、作物が正常な生育をする健全な土壌ができあがります。
 この後、作付け2週間前までに、作物の生育に必要な元肥(有機化成、油粕、鶏糞など)を施します。

 
■バックナンバー■
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  【2010年】    
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