揃いよく発芽させるためには、播種床1u当たり苦土石灰100c、化成肥料(燐加安14号など)を施し、よく耕し図のようなベッドを作ります。前日にはたっぷり潅(かん)水しておき、5ml程度を丁寧に満遍なく播種します。そして、ふるいで均一に覆土、軽く鎮圧してからその上に細かく砕いた完熟堆肥を極薄くまきます。この時期は年により残暑・乾燥が続いたり、台風や強雨の厳しい条件に見舞われたりするので、稲わらやべた掛け資材で覆っておきます。数日たち発芽が揃い、苗が伸び始めたら、これらの資材は取り除き、乾き気味ならたっぷり潅水して生育を促します。
苗が5〜7aぐらいに伸びた頃とその半月後に、化成肥料を若干施し、化成肥料が見えなくなるぐらいにふるいで土入れし、径4〜5_のしっかりとした苗に仕上げて畑に定植します。5_以上の太い苗は、とう立ちするので除いて植え付けます。