種まきの用土は、市販の育苗専用のものを用い、種まき後の覆土は1ミリ内外、やっと種子が見えなくなるぐらい、ごく薄くします。覆土したらその上に稲わらを薄く覆い防暑、防乾します。わらがなければ新聞紙を2枚重ねて代用します。発芽したら覆いを取り除き、木陰や直射日光を避けた涼しい場所に育苗箱やトレーを移動し、育苗します。
育苗箱にまいたものは本葉2枚のころ3号鉢に移植し、本葉5〜6枚の苗に育てて畑に定植します。セルトレーにまいたものは本葉2枚のころ間引いて一本立ちにし、本葉4〜5枚に育苗して定植します。乾きやすい時期なので、乾き具合をよく観察し、晴天日には1日2〜3回の水やりを怠らないようにしましょう。